2008年から日本では中学校でストリートダンスが必修科目になり、習い事としてダンススクールに通う子供たちや趣味でダンスを習う人が年々増えてきています。

そんなストリートダンスですが

ダンサーのギャラっていくらなの?

今回はこのような声に

YU-KI
ダンスイベント主催歴22年目の私が、ダンサーのギャラの相場について話します。

【ダンスイベント】ダンサーのギャラの相場はいくらなの?「ギャラとは?」

ギャラとは?

英語でguarantee「ギャランティ」の省略で、もとは芸能に関わる業界用語として日本で「ギャラ」と言い「報酬」や「出演料」という意味です。

ちなみにguarantee「ギャランティ」英語では保証という意味になるので、海外では伝わらない和製英語になります。

【ダンスイベント】ダンサーのギャラの相場はいくらなの?「ギャラ一覧表」

日本のダンスイベントで支払われる一般的なダンサーのギャラを一覧にしました。

ダンサーのギャラ一覧表
¥5,000- 交通費として渡される程度
¥10,000- 一般的にこの金額がいちばん渡されている金額
¥20,000- 実力と人気のある「ゲストダンサー」的な人に渡される金額
¥30,000- 国内レベルの実力と知名度がある「スペシャルゲスト」的な人に渡される金額
¥30,000- ~ ¥100,000- 世界レベルの実力と知名度がある「超!スペシャルゲスト」的な人に渡される金額

【ダンスイベント】ダンサーのギャラの相場はいくらなの?「相場について」

ダンスイベントでダンサーに支払われる金額はイベントの規模によって相場が変動します。

例えば観客が300人のダンスイベントで、入場料金が¥3,000-だとします。

この規模だと主催者は売上¥900,000-の中からダンサーにギャラを渡すことになります。

では必要経費を簡単に割り当てるとこうなります。

会場代 ¥300,000-
MC ¥30,000-
DJ ¥30,000-
スタッフ4人 × ¥5,000- ¥20,000-
フライヤー広告費 ¥20,000-
主催者の報酬 ¥50,000-
ダンサーチケットバック300枚 × ¥500- ¥150,000-
合計 ¥600,000-

必要経費が上記の設定だと¥600,000-かかるのでダンサーに回ってくる金額は

残り¥300,000-になります。

主催者はこの¥300,000-をダンサーのギャラとして割り当てます。

では例としてギャラ一覧表を参考にダンサーのギャラを割り当ててみましょう。

ダンサーに支払われるギャラの内訳

・¥5,000-がギャラのダンサー2人に支払われます。

・ダンスチーム数(1チーム)

・合計\10,000- 

¥10,000-がギャラのダンサー13人に支払われます。

ダンスチーム数(約3~5チーム)

・合計\130,000- 

¥20,000-がギャラのダンサー5人に支払われます。

ダンスチーム数(約1~2チーム)

・合計\100,000- 

¥30,000-がギャラのダンサー2人に支払われます。

ダンスチーム数(1チーム)

・合計\60,000- 

ダンスチーム数で約「8チーム」

人数で約「22人」にギャラが支払われるようになります。

まとめ
ダンスイベントの規模によって観客数が変わるとギャラの配分も設定も変わるので、必ず同じ金額(ギャラ)をダンサーが毎回もらえるわけではないのです。
日本では一般的に見てダンスイベントでダンサーがもらえるギャラの相場は¥10,000- ~ ¥30,000-になります。

最後まで読んでいただき有難うございました。